新入社員 暗黒の入社1日目

お題「新入社員時代のクスっと笑える苦い思い出はありますか?」

10年以上前の新入社員の思い出は今も忘れられない。

 

今から考えると時代が違うとの一言で片付けられてしまうのかもしれない。

 

 

 

本社での入社式が終わり、その直後に配属される部署を人事から内示を受ける。

 

ちなみに私は〇〇支店の営業部。

 

 

 

初めて配属される〇〇支店の営業部に同期数名と本社からそのまま移動。

 

営業席を見た最初の印象は電話が鳴りやまない営業席は忙しそう。。。

→当時は社員用の携帯電話はなく、営業席に置いてある固定電話が取引先との連絡手段。

 

 

 

私が所属する部署はあそこだよと人事から言われてその席を見ると、明らかに他の部署より人数が少ない。(他部署の席は10名近い人がいるのに、私が配属される部署は課長を入れて3名)

 

 

 

人数もマジでと思ったけど、それ以上に

 

 

課長は薄い色が入ったサングラスのようなメガネ

 

 

課長以外は明らかに体育会系ですと言わんばかりのマッチョな二人。

 

 

 

明らかにヤバそうな感じ満々。

 

 

また体育会系とはあまり無縁だった私にとっては、、、

 

 

とりあえず席に行き、課長にご挨拶。

 

 

課長はサングラスの下の鋭い目で

 

 

『よろしく』の一言で終了。

 

 

間髪入れずに課長の隣に座っている係長が『お前の席はそこだから座って待ってて』と言われる。

 

 

その後15分くらい座った状態が続き、急に係長が『16時に〇〇駅に集合。今日〇〇商店の面接だから履歴書を用意しておいて』

 

 

いきなりで何の話なのか理解できずでしたが、入社後の研修として半年間は取引先である〇〇商店に販売研修をするため、今日〇〇商店の社員に面接をしてもらい、明日から〇〇商店で販売をするとの事だった。

 

 

すぐに〇〇駅に行き、近くにあるコンビニで履歴書を購入。

 

駅前のインスタントの証明写真機で写真を撮り、駅前の喫茶店で履歴書を完成させ、係長の到着を喫茶店で待つ。

 

 

係長が颯爽と喫茶店に登場し、そのまま○○商店の社員と面接に。

 

 

面接自体は問題なく終了したが、面接が終わり私が担当する売場に行くとスキンヘッドの明らかに怖そうな人が待っていた。

三社祭 浅草、東京。Sanja Matsuri

 

どうやらその方は私が担当する売場の担当長らしく、明らかにヤバそうな空気が漂っていた。

 

 

私は頭が真っ白になり、『明日から宜しくお願い致します。』と自衛隊員ばりの最大級の敬礼を反射的に。

 

敬礼~

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間にその売場の担当長に胸ぐらを摑まれ、『お前なめてんのか?』。

 

 

今から考えると100%で私が悪い事は分かりますが、当時の私にとっては衝撃の一日でした。